弊社は、こころの健康を追及していくことから医療機関の程近い視点でプライバシー保護を作成し、それを厳格に努めさせていただいております。
カウンセリング環境を含めた情報収集の場におけるプライバシー保護の確保、 カウンセリング結果はお客様御本人と担当する者のみがアクセスし、他の職員には各職員の 必要最低限の情報だけが開示されるといった厳格な保護システムです。 メールカウンセリングについては、カウンセラーは第三者に公開や開示することが不可能な環境での 勤務形態をとらせて頂いております。
弊社はお客様の利益の直接の目的である範囲内において、カウンセリングの質問などを通じ、 お客様の症状歴、生活歴、嗜好、信条、家族関係などに関する情報を入手しますが、 これらの情報には、センシティブな情報とされているものが多く含まれることから 知り得たお客様の情報は、常に厳重に扱っております。
お客様御自身が情報の提供を出来ない場合には、家族などの付添者から情報を受け付けております。 尚、お客様の理由により必要な情報が得られず、適切なカウンセリングが出来ない場合は、 「限られた情報の中での暫定的なカウンセリングである」とお断りした上で行わざるを得ない事もございます。
（１）お客様は御自身のカウンセリング情報（弊社カウンセラーが判断したお客様御自身の症状含む） について充分な情報を得る権利を有し、開示を求めることが出来ます。 これは、他者が保有している自己に関する情報を知る権利「アクセス権」に則っております。 しかし、御本人様のカウンセリング情報に記載されている第三者に関する個人的情報は、 その第三者の承諾なしには、開示しておりません。
（２）カウンセリング情報開示によりお客様の生命あるいは健康に重大な害を与えると信ずるに足る理由が ある場合には、例外的にお客様への情報開示を差し控えることがございます。
（３）それとは逆に、お客様がはっきり望む場合、第三者の生命の危機に関与しない限り、 御自身の情報を知られずにおく権利を有しております。
（４）お客様は御自身に代わって自己の情報の開示を受ける人物を選択する権利を有しております。
（１）お客様の健康状態、症状、カウンセリング結果に関する御本人様を特定す得るあらゆる情報、 並びにその他全ての個人的情報は、お客様の承諾なしに第三者への公開及び使用することは一切致しません。 秘密保持期間は、お客様の死後も守られ続けますが、お客様の子孫が自らの健康上の 危険に関わる情報を知る権利は、例外的に認められております。
（２）カウンセラーには職業上知り得たお客様の秘密を守る義務（守秘義務）がございます。 秘密に該当しなくてもプライバシーに属する個人情報である場合がありますので、 カウンセラー及び雇用者はお客様の個人情報の保護に厳格に責任を持っております。 その証として、弊社会議などで、お客様の個人情報の収集・利用・保存に関して充分な検討を 実施しております。 弊社内において、お客様のカウンセリングに直接従事するチームメンバーに開示されることは、 お客様の利益の直接の目的とする為としており、改めて個別の承諾を求めておりません。 又、事務などを担当する職員への開示につきましては、 その事務に必要な限度においての開示としております。
（３）弊社職員以外の者への開示については、お客様御自身が通院している病院若しくは、 弊社がご紹介する関係機関から要請があった場合も、お客様に承諾を得ることと致します。
（４）以下のいずれかに該当する場合は、お客様の情報を開示する場合もございます。
【カウンセリング結果に伴う事例】
カウンセリング結果により、お客様御本人様若しくは第三者の生命が危険にさられていると弊社が判断した場合。
（自殺やストーキング・虐待・セクシャルハラスメントなどの第三者からの言動を含みます。）
【公共の福祉として】
法令により届出義務等が定められていることがある場合。
尚、法令の制定にあたっては、必要最低限の個人情報を求めるにとどめるよう配慮しております。
又、公開に対して同意が求められず、公共の福祉を優先させることが必要な事態においては、
審議や裁判所の判断に委ねることと致します。
【事件の捜査や裁判に関わる場合】
刑事事件において令状に基づく捜査、民事事件において文書提出命令がある場合。
弁護士法に基づく弁護士会からの照会請求については、お客様の代理人の求めに基づく場合以外は、
お客様の個別の承諾を得ております。
その他、任意捜査の場合やお客様の利害と異なる利害を有する者からの照会等
（保険会社、お客様の使用者、事件の相手方などからの照会等）についてもお客様の個別の承諾を得ております。
【商行為や雇用契約、保険者利用の場合】
カウンセリングの目的で収集した情報を商行為の対象に一切行っておりません。
ただし、弊社より御知らせなどによるものは、お客様の承諾を得た上で行う場合もございます。
又、プライバシー情報を含んだ情報が雇用契約の締結や解約の際の差別に利用されないよう厳格に保護しております。
保険者など医療機関以外の医療情報利用者も、必要最低限の開示にとどめることとし、
職業上知り得たお客様の個人情報に関しては医療機関に準じた保護義務を負うものとしております。
【学会発表や研究に利用する場合】
弊社は、世界的にカウンセリングの価値や質を高めることに努めており、またそれがみなさまの
直接的な利益を生むと考え、より良いサービス提供の為に学術的な調査・研究にも力を注いでおります。
ただし、多数の症例を併せて紹介したり統計的処理をするなどし、お客様個人が全く特定できない
方法で行うこととしております。しかし、お客様個人を特定可能な情報を含んでいる場合、非常に珍しい
症例であるなど、個人情報を直接は含んでいなくてもお客様個人が特定可能な状況になる場合は、
お客様より承諾を事前に得ております。
（５）お客様からの情報の開示等についてのお問い合わせや苦情の処理等にあたる窓口を ご用意しております。弊社、会社概要にあるお問い合わせよりお願い申し上げます。